ことば・ことわざ・故事の語源や由来、さらに業界用語や回文・四字熟語などを知ると、意外な伝説や文化、エピソードが分かり楽しいですよ

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業界用語


テレビ界 音楽界 水商売 寿司屋 野球界
相撲界 落語界 デパート界 銀行界
テレビ界

ステブレ
 「ステーションブレイク」の略で、番組と番組の間のあいた時間のことです。現在はコマーシャルを流しています。

キュー出し
 番組ディレクターは本番5秒前から、出演者に指で示し、2、1、0と人差し指を前に出します。このとき、「キュー」ということばを発するので、この合図のことを「キュー出し」と呼ぶわけです。

わらう
 大道具、小道具を片付けることです。「笑う」ではなく、「とっぱらう」がなまって「わらう」となったものです。

仕出し
 エキストラを含む、その他大勢の出演者のことです。

雨がさ
 プロ野球などのスポーツ中継が中止になったとき、代わりに放送する番組のことです。


音楽界

口パク
 歌手が、電源のないマイクを持って、レコードにあわせて歌っているふりをすることをいいます。

アゴアシ
 地方巡業に出るときの交通費、宿泊費のこと。「アゴ」は「顎」で食べることを、「アシ」は「足」のことで足代を意味します。

ヤラセ
 スターを売り出すために、さまざまな演出をするときなどに使います。

ロシュツ
 新人歌手などが売り込みのために、テレビ、ポスターに出ることをいいます。

カンバケ
 最終録音を終えて、すぐにでもレコード化できる状態の曲。


水商売

ふり
 常連ではない、ふらっと入ってきた客のことです。英語の「フリー」からきているとも、雨ふりに、雨宿りのつもりで入ってきた客のことだともいわれています。

一見(いちげん)
 はじめてのきゃくのことです。一流の料亭などでは、紹介者のない「一見の客」は断るところもあります。
ぼる
 暴利をむさぼることからきており、法外な請求をすることを意味します。

盛り塩
 客寄せの縁起を担いで、店の門口に塩を小高く盛ることをいいます。

看板
 閉店のこと。閉店時間になると、看板を下ろしたり、看板のネオンを消したりすることから、こう呼ばれています。


寿司屋

しゃり
 米飯のこと。

光りもの
 サバ、コハダ、アジなど、青光りしている魚の総称

よばんもの
 新鮮さがなくなったネタのこと

磯もの
 磯で獲れるネタの総称。アワビやウニなど。

げそ
 イカの足のこと。「げそ」は「下足」のことで、元来は下駄やはきもの、さらには足のことを読んでいました。


 貝の足のこと。「舌」に形が似ているため。

かっぱ巻き
キュウリは河童の好物だから、また河童の総本家である水天宮の紋とキュウリの切り口が似ているための呼称です。

野球界


 ブルペン専門の捕手のこと、後ろに何もないため、部屋の壁にたとえられていますが、投手の縁の下の力持ち的役割をしています。

鳥かご
 バッティングの練習の際、他の選手に打球が当たるのを防ぐために、正面だけあいているカヤのような網を用います。この網が、鳥かごに似ていることからこう呼ばれています。

扇風機
 ぶんぶんバットをふりまわすだけで、ちっともボールに当てることができない打者を、皮肉って用いることばです。

かまぼこ
 いつもベンチに座ったままで、出番の少ない控え選手のことを指します。かまぼこは板にピッタリくっついているところから、こう呼ばれるのです。


 先発メンバーのこと。

ダボハゼ
 選球眼の悪い打者のこと。エサをつけて水に落とせば、すぐ食いついてきます。つまり、どんな球でも、すぐ手を出す打者のことです。


相撲界

えびすこ
 大食漢のこと。

三番稽古
 同じ地位・実力の力士が、勝負に関係なく何番も続けざまに稽古をすること。

そっぷ
 やせた力士のこと。太った力士は、「あんこ」。

虫メガネ
 序の口の力士は、番付の最下段に虫メガネを使ってようやく判読できるくらいの文字で書かれることから、こう呼ばれています。

米びつ
 部屋で、いちばん稼ぐ力士のこと。いわば、部屋の大黒柱といったところ。

しかをきめる
 しらばっくれること。花札の鹿が、横を向いていることからきています。


落語界

かぜ
 高座で使う扇子のことです。

まんだら
 手ぬぐいのことです。

それる
 「受ける」の反対で、噺がうまく客にうけないことをいいます。

まくら
 導入部。落語の本題に入る前に、それとなく内容をにおわせるためにする小話のことをいいます。

ばれ話
 ワイ談のことです。

大看板
 真打を十数年やり、一人でも客が呼べるような実力をもった大真打のことです。


デパート界

S商品
 普通、百貨店では1年たっても売れないものは在庫処分します。つまり「S」は「捨てる」の頭文字で、「S商品」とは、「売れ残り商品」のことです。

品振り
 お客の注文の商品が店にない場合、他の店からその商品をまわしてもらうことがあります。その場合、店の在庫が違ってくるので、伝票を操作します。この操作を「品振り」といいます。

り掛け
 1割引のことです。「り」は数字の「9」を表します。いろはにほ・・・の9番目と言う意味で、「り掛け」は「九掛け」、つまり「1割引き」のことです。

導線
 デパート内の通路のことです。
よくできている導線は、店内の奥まで、客を引き込むような配慮がなされています。

上代(じょうだい)
 売値のことです。これに対し、下代とは仕入れ値のことです。

売れ筋
売れ筋商品ともいい、同じ商品群の中でも、もっともよく売れる商品を指します。

喜左衛門(きざえもん)
 三越、松坂屋で食事のことをいいます。


銀行界

赤残(あかざん)
 残高不足のこと。小切手振り出しや、預金の払い戻しをしたとき、金額が預金額をオーバーしていると「赤残」になります。

一越(いちえつ)
 大口預金者などに対して、一時的に金額が不足しても、銀行側が、内々に用立てることをいいます。

現払い
 預金を引き出すとき、小切手などの方法を取らず、現金で持ち帰ることをいいます。

にぎる
 預金高不足から、小切手が不渡りになるようなとき、銀行側は、その小切手を「にぎって」不足額が振り込まれるまで、表沙汰にならないように処置します。

マル給
 給与を銀行振り込みにすることです。

客だまり
 銀行のロビーをいいます。








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