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織田信長は本当に豊臣秀吉を猿と呼んでいた?


★ 現存する手紙に書かれていたあだ名は

ドラマや映画、小説などで織田信長が配下である羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)を「猿」と呼んでいるシーンを見たことはありませんか。

しかし、信長が秀吉のことを猿と呼んでいたという、歴史的な証拠は残っていません。しかし、別のあだ名は記録に残っています。

秀吉の正室ねねは、夫の浮気を諌めるように信長に訴えました。それに返信する書状の中に、信長は秀吉を「はげねずみ」と呼び、「はげねずみは、そなたのような女房を二度と見つけられないだろう」とねねを労っています。

ただし、このあだ名、書状の中で秀吉を非難するために使っているだけの可能性もあり、普段からこう呼んでいたという証拠はないのでご注意を。

フィクションの中では冷酷非道なイメージのある信長ですが、実際は部下の奥さんを思いやる気配り上手な上司だったようです。秀吉にとってはとても恥ずかしいこの書状、しっかりと現代に残っています。

★ 「秀吉=猿」の由来は何?

実際のところ、秀吉は本当に猿に似ていたのかもしれません。

秀吉が信長以前に仕えた松下之綱(まつしたゆきつな)や毛利輝元の家来である玉木吉保(たまきよしやす)、秀吉に謁見した朝鮮の使節などなど、多くの人物が秀吉の印象について「猿に似ていた」と書き記しています。

なお、「秀吉が猿と呼ばれていた」という逸話が広まった背景には、秀吉を主人公として江戸時代になったから書かれた物語の影響もあるでしょう。

たとえば、「猿が神の使いである日吉神社に祈願して授けられた秀吉は、身のこなしが猿に似ていた」と伝えられています。






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